【ナチュラルな日焼け止め】オーガニック・ノンナノの「バジャー」

投稿日：2017年5月17日更新日：2021年7月2日

紫外線の強い沖縄に住むようになってもうすぐ7年目。

移住してしばらくは、日焼け止め対策はテキトーにやってました。

が、一昨年あたりから「あれ、なんかシミが増えた！」と気付き（沖縄の強い紫外線を浴び続けたのだから当たり前だ・・・）日焼け止めを真面目に塗るようになりました。

というわけで、今日は私が使っているナチュラルな日焼け止めをご紹介します。

Contents

Badger Company（バジャー）, 赤ちゃん用日焼け止めクリーム
最後に

Badger Company（バジャー）, 赤ちゃん用日焼け止めクリーム

数年前から、この製品「Badger Company（バジャー）, 赤ちゃん用日焼け止めクリーム」を使っています。

（とは言っても、外出時にちゃんと塗るようになったのは2年位前から）

この日焼け止めを選ぶ理由

下記の特徴があります。

ナノ粒子不使用
オーガニック（94% 認証）
紫外線吸収剤不使用
自然にやさしい生分解性で、微生物に分解されて土に戻る
耐水 40分

［全成分］は以下の通り。
*サンフラワーオイル、＊ミツロウ、*シーバクソンエキス、*カレンドラエキス、*カモミールエッセンシャルオイル、トコフェロール酸化亜鉛18.75%
*USDA認定オーガニック

ナノ粒子不使用＝ノンナノというのは

ナノ＝ 1nm（ナノメートル）は、10億分の1メートルを表す単位。

現在、化粧品には「ナノ化」した成分を使うことがあります。

人間の肌の細胞は、250ナノメートルより大きい物体を通すことができません。そのため、従来の分子が大きな化粧品では、有効成分が肌の表面にとどまってしまうことも多くありました。そこで、分子をナノ化し細かくすることによって、化粧品の有効成分を肌の奥まで行き渡らせることができるようになったのです。

【医師監修】よく聞く「ナノ化粧品」ってどういうもの？ | スキンケア大学　より引用

ナノ化により、有効成分の皮膚への浸透が上がるのはメリットでもありますが、物質により安全性がはっきりしていない場合もあるそうです。

というのは、すでに安全性が確認されている物質であっても、その粒子が超極小（ナノ粒子）になった場合、今までは皮膚のバリア機能がブロックしていた物質が浸透できるようになり、悪影響を及ぼす可能性があるという実験結果等が出てきているそうです。

「ナノ粒子は第４の病原物質か？」理科大の武田・菅又氏らが確認 2009/02/24(火) 10:23:00

酸化チタンと酸化亜鉛

一般のノンケミカル日焼け止めに紫外線散乱剤として使われている酸化チタン。

酸化チタンというのは、体内で代謝されにくいので、人体にはあまりよくない成分とのこと。

また、下記のようなレポート（2012年）もあります。

プールの塩素は、紫外線から肌を守る日焼け止めに含まれる二酸化チタン・ナノ粒子のコーティングをはがす可能性があり、はがされたナノ粒子は水と反応して、皮膚の損傷をもたらす可能性がある。
有害な紫外線から保護するナノ粒子は、太陽光中でも安定するようにコーティングされている。しかし、新たな研究は初めて、保護コーティングが分解されてＤＮＡを傷つけ、老化さえるフリーラジカルが形成されることを示した。
この研究は人々を太陽光から保護するとみなされている日焼け止めが、同じく皮膚を傷つけるリスクを生じるのではないかという疑問を提起した。

ナノ粒子研究のその後 | アンチエイジングの鬼 - 楽天ブログより引用

酸化チタンに比べると、バジャーの日焼け止めに配合されている酸化亜鉛は体内で代謝されやすいそうです。

（まあ、どちらの物質もペンキにも入っている顔料なので、顔に塗らずにすめばそのほうがいいんでしょうけれど）

詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

使える日焼け止めを探して | アンチエイジングの鬼 - 楽天ブログ

後編日焼け止め☆鬼学 | アンチエイジングの鬼 - 楽天ブログ

この「アンチエイジングの鬼」の勝田さんは、自ら安全なコスメを開発するようになった究極のマニアックな方なので、私はそこまで追及するつもりはないですが（笑）でもとても参考になる情報が多いです。