旅行に行くと、いつも食関係の記事ばかりの私のブログ(笑)
台湾へ行くときはたいてい特別な目的もなく、ただ「なんとなくぶらぶらしてご飯を食べるだけ」という気ままな旅で、観光スポットなどは基本的にあまり行かないのです。
が、今回の台湾旅行では博物館などに行くこともできました。
台北二二八紀念館
今回、母と旦那と旅行の計画を立てたときに、絶対に行こうと決めていたのが「台北二二八紀念館」でした。
二二八事件については日本ではあまり知られていませんよね。
私自身は、映画『悲情城市』(日本では1990年に公開)を当時、映画館で見たのが、二二八事件のことを知ったきっかけでした。
最近また「台湾人生」という「台湾の日本統治時代に育った、日本語世代」の方たちについてのインタビューをまとめた素晴らしい本を読んだりしたこともあり、ぜひこの二二八紀念館には行きたいと思っていました。
二二八紀念館は、二二八和平公園の中にあります。
台北駅(台北車站)からも近いので行きやすい場所です。
二二八事件とは
1945年まで50年間、日本の統治を経てきた台湾は、終戦とともに当時の中国国民党政府が主権を握ることとなりました。
今まで生活のすべては日本語であったのに対し、今度は中国語に切り替えなくてはなりませんでした。台湾現地にもともと居住していた人たちは、いろいろなところでさまざまな差別にも遭い、不平等感が蔓延していました。
1947年2月27日、ある闇タバコを売る女性が警察に取締りを受け、暴行されました。それを目の当たりにした周囲の民衆が助けようと集まったのがきっかけで、警察側が発砲し、市民の一人が銃弾に倒れました。
この2月27日の事件をきっかけとして、中国からやってきた外省人と、本省人(戦前から台湾に住んでいた人たち)の対立が激化し、本省人が弾圧され、およそ28,000人(実際にはそれ以上と言われているそうです)の犠牲者が出たとされています。
二二八事件は、決して繰り返されてはならない悲劇ですが、台湾を知る上ではどうしても知っておかねばならない歴史の一部だと思います。
こちらの記念館では、二二八事件に関する資料、犠牲となった方々の遺品や遺族のメッセージなどを見ることができます。
基本的に中国語の展示になりますが、無料の日本語オーディオガイドを借りることができるので、私はガイドを聞きながら見学しました。
見学を終えて、またさらに二二八事件に関する本などを読んでみたいと思いました。
それから、30年近く前に見た「悲情城市」ももう一度見たいです。(トニーレオンがでてます)
国立台湾博物館
こちらの博物館は朝9時半からオープンしているため、旅行最終日の朝に時間が中途半端にあったので、朝いちで訪問しました。
(その時間だとお店とかやってないんですよね。)
こちらも二二八和平公園の中にあります。
日本統治時代に建てられた建物だそうで、建物そのものがとても立派。
ホールのステンドグラスがはまっている窓も素敵です。
私がこの博物館で興味を持ったのは、台湾の先住民族の人たちの衣装や装身具などです。
台湾映画「セデック・バレ」で見たあの織物や装身具だ~!とテンションが上がりました。
その他に、台湾の動物の展示などがあります。
30元で入れるので、ちょっとのすき間時間に見学するのがおすすめです。
▼怖いシーンも多いですが、素晴らしい映画です。私は二回見ました。
公園の中には、こんな建物も。
最終日ランチ
そして最終日のランチは、またも大好きな明徳素食園(誠品敦南店)のベジタリアンビュッフェ。
いつも同じようなお惣菜を取るので、明徳素食園での食事の写真はどれもほとんど同じなんですけどね。
特に好きなのが、上のお皿の右上の巻物=潤餅(ルンピン)のべジバージョン!
生野菜、アルファルファがたっぷり入っていて、さらにべジの「でんぶ」とか揚げ物?とか入って台湾風味がめちゃはまる味です。
私は台湾ではこの店でよく食べるし、旅行中でも野菜不足になったことはありません。
フードコート内の別の店で、仙草ゼリーも食べました~。
トッピングは緑豆、紅豆、芋圓。
旦那は、丸作食茶のタピオカドリンクをテイクアウトして、空港で飲んでました。
色んな種類のタピオカをお店で作っているそうです。
最後に
ということで、3泊4日の台湾旅行、体調も崩すことなく無事に帰国いたしました。
でも旅行中はどうしても寝不足になるので、帰ってきてからの爆睡がすごかったです(笑)
これからもどんどん旅行したいので、体力をつけていかないとですね。
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