南国シンプルライフ

沖縄に移住して夫とふたり暮らし。モノを減らし、シンプルで心豊かな生活をめざします。

サプライズ・ギフトが届いて泣いた話

 

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昨日、思いがけないプレゼントが届き、胸が熱くなる経験をしました。

とても個人的な話ですが、今日はそのことについて書きたいと思います。

憶えのない宅急便が届いた

昨日のお昼前、ピンポーンとドアチャイムが鳴り「宅急便でーす!」というので、ドアを開けてみると、いつも来る宅急便のお兄さんが段ボール箱を抱えて立っていました。

箱の送り状を見ると確かに私宛だけど、届くものはないはずだし・・・。

どこから何を送ってきたのか確かめてみると「本土のA県から」で内容は「フラワーアレンジメント」と書いてあります。

全く自分とは関わりのない県で、行ったこともないし知り合いもいないし。

なんか気持ち悪いな、と思って、宅急便のお兄さんに「これ、心当たりがないんですけど・・・」と言ったら「そうですか、じゃあ持ち帰りましょうね」と答え、そのまま彼は荷物を持って去っていきました。

 

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送り主が判明

彼が去ってから数秒後、「いや、待てよ、もしかして彼女から?」と突然思い当たりました。

「彼女」というのはA県に住んでいる私の生徒さんです。

 

私は現在、スカイプを使って英会話やTOEIC対策などを教えています。

沖縄に移住後、東京で以前に仕事をいただいていた会社からオファーを受け、遠隔地でも講師が出来るということでスカイプレッスンを引き受けました。

何人かの生徒さんを担当していますが、その中のひとりが今月いっぱいでレッスンを終了した、A県にすむ「彼女」だったのです。18歳の彼女、仮にBさんとしておきます。

この「荷物」が届いた日の前日がBさんのラストレッスンでした。

そして、荷物を開けてみると、美しいアートフラワーの置物、そして彼女からの手紙が入っていました。

やっぱりそうだったんだ・・・彼女からだった。熱い思いが胸にこみ上げてきて、思わずじわっと涙が出てきました。わざわざこんな遠い沖縄まで送ってくれたんだ。

さらに彼女の思いが詰まった手紙を読んで、涙があふれてしまった私。

 

このBさん、2015年の暮れから私が教え始めたのですが、とにかく最初の2か月位、てこずりました。思春期特有の難しさ、というのももちろんあるのだけど、とにかく反抗的で。本人も認めてましたが、気難しくてムーディな子でした。

私が英語の文法ではこういうルールになってるのよ、と説明しても「私はそうは思いません」と言ってくるし!いや、思う思わないじゃなくて、英文法で決まってますから!(笑)

ひどいときには、気分を害して1時間のレッスンのうち30分無言ということも。ほとほと困りました。

スカイプレッスンでも、彼女は音声だけを希望していたので、彼女の顔も見えず、私の顔も彼女には見えません。

かなりのストレスを感じた私は、こんな状態が続くようなら私には教えられないから、会社に事情を話して担当を変えてもらおう、と思っていました。

そんな反抗的な態度が続いたある日のレッスン、私も我慢の限界が来て、英語のレッスンを中断して彼女とじっくり話をしました。

「あなたは本当に英語がやりたいの?」

「今のような状態だと、勉強したいとは思えないよ。ご両親に話してやめたほうがいいんじゃない?」

彼女の答えは「英語を勉強したい」ということでした。

そして不思議なことに、その日を境に彼女の態度が一変、素直になったのです。

 

その後、Bさんは順調にレッスンを続けて英語力を伸ばし、とうとう念願だった志望校に合格しました!

 

最後に

彼女は結局、とってもいい子だったのですが、最初は彼女の良さは反抗的な態度の影に隠れていて見えませんでした。もし早い段階で私が投げ出していたら、こんな関係は築けなかったと思います。

(後から分かったことですが、彼女の教師に対する反抗的な態度には理由があったんです。プライベートなことなのでここでは書けませんが。)

お互い顔を見たことはなかったし一年ちょっとという短い期間ではあったけれど、彼女からの手紙を読んで、私と心が通じたと思ってくれたことが分かりました。彼女とじっくりと向き合ってほんとうによかったし、「英語講師をやってきてよかった」と心から感じさせてくれた彼女に今とても感謝しています。