Netflixで配信中の映画「ミニマリズム: 本当に大切なもの」を観ました。
2016年のドキュメンタリー映画です。
この映画については、ミニマリストブロガーさんのブログでずっと前に紹介されていたのを読んだ記憶があります。
ミニマリズム: 本当に大切なもの
この映画の内容は
物質的な豊かさが幸せをもたらすというアメリカ的考え方を拒否し、シンプルな暮らしを実践するミニマリスト。真に大切なものとは何かを問うドキュメンタリー。
と紹介されています。
ジョシュアとライアンというアメリカ人ミニマリストのふたりを中心として、他のミニマリストたち、経済学者、建築家、神経心理学博士など、様々な人たちが登場します。
基本的には、大量消費社会に対するカウンター・ムーブメントとしてのミニマリズム、という紹介の仕方です。
ミニマリズムという考え方にすでに触れている人にとっては、もしかしたらあまり目新しい情報はないかもしれません。
が、それでもいくつか心に響く言葉がありました。
この映画に登場するジョシュアとライアンのふたりは、20代にして仕事で成功し出世の階段を登っていたのだけれど、「20代を浪費し、みじめだった」と。
ミニマリズムに出会う前に、何も考えずに生活に持ち込んだ大量の持ち物を処分した現在、こう話しています。
すべての所有物には目的があり、喜びをもたらしてくれます。
自分の人生に価値を与えてくれるかが大切です。
そうでなければ、手放す必要があります。
「すべての所有物に目的がある」
そして「喜びをもたらしてくれる」
ということですよ・・・そこまで厳選した持ち物だけに囲まれて生活できたら、ほんとうに清々しい気分でしょうね。
私自身もそういった生活を理想としてますが、その域まで達するのはもう少し時間がかかりそうです。
▶ジョシュアとライアンのHP The Minimalists
ミニマリズムの原点
また、この映画に登場する別の人物はこう言っていました。
消費しないことを語ると、何かを奪われるように感じる人がいます。
でも実際は、この運動の原点は、自分や周囲の人にとって良い生活を追及することです。
所有物の数が少ないということにばかり焦点があたりがちだけど、それは結果的なことなんですよね。
「地球や生態系に責任を持つ社会」という言葉も出てきました。
大量消費社会が、どれほど環境に負荷を与えているか・・・。
「より多くを求める欲求を抑制する」ということ。
また、
少なすぎてもダメだし、多すぎても意味がない。
バランスを保ち、必要なだけ持つことを追及すべきです。
という言葉もありました。
そのためには、常に丁寧に「モノと向き合う」ことが必要ですよね。
モノが少ない時代はそれが当たり前だったのでしょうが、大量にモノがあふれている現代は、意識していないとすぐに忘れてしまいます。
そして「これが理想ですよ」と当たり前のようにされてきた生活とは違う、もっと別の選択肢も人生にはある、ということを示そうとしているのだと思います。
最後に
この映画、現在Netflixで見ることができます。
私は動画配信サービスはずっとHuluを使ってきたのですが、今Netflixをお試し中です。(無料のお試し期間は一か月)
そしたらオリジナルドラマとかも面白いのがあるし、ドキュメンタリー映画とか華流映画とかも、Netflixのほうが見たいものが多いので、お試し期間切れたらHuluから乗り換えることにしました。
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