私が20代の頃はほとんど見たこともなかった(と思う)アボカド、
今では大人気で、値段も手ごろ、ヘルシーだし
私も大好きでよく買っていました。
でも、最近色々とアボカド生産にまつわる話を知って
アボカドを買うのはやめています。
アボカド栽培の環境負荷が大き過ぎる
Photo by Nur Afni Setiyaningrum on Unsplash
アボカド栽培の環境負荷が非常に大きい
と初めて知ったのは、
最近ベストセラーになっている
「人新世の『資本論』」 の著者、斎藤幸平さんのお話を
ラジオで聞いたときでした。
その後、斉藤さんの本「人新世の『資本論』」も買って読んだのですが
その中でもチリにおけるアボカド栽培についての記述がありました。
「森のバター」とも呼ばれるアボカドの栽培には多量の水が必要となる。
また、土壌の養分を食い尽くすため、一度アボカドを生産すると、ほかの種類の果物などの栽培は困難になってしまう。
チリは自分たちの生活用水や食料生産を犠牲にしてきたのである。
引用:「人新世の『資本論』」
うーん、アボカドは栄養価が高い、
ってことは、それだけ土壌の栄養分を吸い取ってしまっているってことなんですかね・・・。
チリでは大干ばつが起こり、ますます水が希少となったのだけど
その希少な水はコロナ対策として手洗いに使われるのではなく
アボカド栽培に使われている、
というのです・・・。
メキシコでは、アボカドの生産のために森林伐採や農薬散布を行ってきて
周辺住民に呼吸器系疾患や内臓疾患など、深刻な影響を与えているとのこと。
ほんとに、こういうこと、最近まで全然知らなかった。
調べてみると、特にチリは乾燥地帯でアボカドを作っている事業者がいるなど
問題が大きくクローズアップされているようで
メキシコなど降雨量が多い地帯では事情が異なったりもするらしい。
また、「アボカドは儲かる」ということで
マフィアが絡む問題も起きているそうです。
いずれにせよ、
水や土の養分を大量に要する作物を
こんなに安い価格で手軽に手に入れて
私たちが食べるのはどうなんだろうか?
という疑問がぬぐえないので
夫とも話して同意してくれたし
アボカドを買うのは、少し前からやめています。
アボカドが自然破壊の遠因に?「人気が高まることで、むしろ環境負荷が減らせる可能性もある」
最後に
牛肉も、環境負荷がとてつもないということが知られるようになり
「ステーキが好きです」などと言おうものなら
「サステナブルのことを全く分かってない人」と思われるようになりましたよね。
もしかしたらアボカドもそんな存在になるかも⁉
と思わないこともないですが。
アボカド栽培については今、情報が少ないので、
今後も調べてみたいと思います!
というわけで、オーガニック、フェアトレードのアボカドとか
(←フェアトレードのは、ほぼ見た記憶がない)
あるいは国産とか
栽培地の環境や生活を破壊しないようなアボカド以外は
当面の間、買わないことにします。
(アボカド大好きなので、正直食べたいけど💦
&こういう問題は色んな分野であるので
すべてにおいて「完璧な選択」はムリですが)
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