台風19号が去りました。
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
今回の台風は河川の氾濫など、水害が甚大でしたが、(当然ながら)浸水した地域はハザードマップで示されている通りになっているそうです。
沖縄移住時、物件探しで重要だった条件
我が家は東日本大震災の後、関東から沖縄に移住しましたが、その引っ越しの際に住まいを決めるための条件がいくつかありました。
もちろん、家賃や間取り、生活環境(雰囲気や利便性)などは重要ですが、私たちが特に気にしていたのが
- 水害が起きない場所(海抜の高さ)
でした。
311での大規模な津波を見てのことです。
不動産屋さんにもその条件で相談して、高台に住まいを決めました。
沖縄で2回目の引っ越し
沖縄に移住してから、旦那の仕事の関係で2回目の引っ越しをしました。
その時ももちろん、海の近くの海抜が低い所は万が一の際、怖いという気持ちが強くて、海抜の高めの場所(今の住まい)を選んだのです。
2回目の引っ越しのときには、沖縄の土地勘もある程度そなわってきていましたが、参考にしたのはやはり地方自治体で発行しているハザードマップです。
ハザードマップ(防災マップ)には、地震や台風などの際に警戒が必要な
- 土砂災害警戒区域
- 浸水地域
- 高潮警戒区域
などが地図上に分かりやすく色分けで示されています。
例えば、今回多摩川が氾濫して浸水した世田谷区のハザードマップを見ると。
出典:https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kurashi/005/003/003/d00005603_d/fil/PDF1.pdf
川の周辺が浸水地域を表すオレンジ色~ピンク色に塗られています。
今回の台風19号で浸水した場所、全国でたくさんありますが、例えば川からの距離が2キロメートルも離れていても浸水した場所もあります。
素人が考えると、2キロも離れていれば大丈夫そうだけど、ハザードマップを見れば今回の浸水がしっかりと警告されていた場所なのだそうです。
専門家の話を聞くと、ハザードマップは正確なので、自分の住んでいる場所のハザードマップを確認して災害に備えることはほんとうに大切。
また、これから引っ越しを考えている方は事前にハザードマップをチェックすることはこの災害列島日本で必須ですね。
ご自分の住む自治体のハザードマップを確認したことがない方は、この機会にぜひ確認してみてほしいです。
自治体から配られる防災の冊子にも出ているはずだし、ネットでも見ることができます。
「○○市 ハザードマップ」と検索すれば出てきます。
最後に
沖縄は大型の台風に毎年見舞われますが、比較的大きな被害が出ないのは「台風に慣れている」ということのほかに
「氾濫するような河川がない」という理由もあるようです。
台風19号は、滅多には発生しないスーパー台風級になっていたときもあったそうで、被災地域の映像などを見ると心が痛みます。
気候変動の影響などで、今まではあまり大型台風が来なかった東日本にもそういった台風が来る頻度が上がるという科学者の研究もあるそうなので、今後のためにもできる対策は普段からやって、いざというときのための心構えはしておくべきですね。
被災地の皆さまが一日でも早く元の生活に戻れるようにお祈りします。
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