ここのところ、新しい短期仕事が急に入ったり、県外からお客さんが来たりとバタバタ忙しくて、しばらくブログ更新できずちょっとご無沙汰です。
昨日は時間ができたので、かかりつけの歯医者さんに定期健診に行ってきました。
最近、歯が痛いということはなかったのだけど、お茶やコーヒーのステインが気になっていたのと、歯ぐきはどの程度、健康か?というのが知りたかったところでした。
歯周病と全身疾患の関係
歯周病が、歯や口の中だけにとどまらず、全身の病気と関係がある、ということは聞いたことがありました。
最近図書館で借りて読んだ雑誌で「糖尿病になりたくなければ、いますぐ歯周病を治そう」という特集があり、あらためて
歯の健康と糖尿病その他の色々な疾患には関係があると知りました。
歯周病が関係していると考えられている全身疾患は
- 糖尿病
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 関節リウマチ
- 骨粗しょう症
- 誤嚥性肺炎
- 肥満・メタボリックシンドローム
などなど。
なんと、歯周病が肥満・メタボとも関係があるとは。
上記図はクロワッサン2018年8月10日号(強いカラダを作る歯と口の健康法)より
なぜ、歯周病がこのような疾患に関係するかというと
歯周病というのは、悪玉の歯周病菌と体を守る免疫軍団の戦いで、さまざまな炎症反応が引き起こされている状態。
歯周病になると、歯茎や歯を支える顎の骨が壊され、破れた血管からは出血する。
傷口から歯周病菌が血管に流れ込み、血中で悪さをすると同時に炎症を引き起こす。
このような慢性炎症反応が続くことが、体内では糖尿病、動脈硬化、骨粗しょう症、関節炎などさまざまな疾患に関係してくる
コワイ・・・。
歯周病で歯茎が腫れた、出血した、という状態になると重症なのだそうです。
歯周病と糖尿病の関係に気付き、糖尿病専門医の立場から警鐘を鳴らしている西田亙先生によると、
- 現在、糖尿病予備軍の日本人は2000万人(厚労省の調査。しかし実際には4000万人いるという説もある)
- 30代以上の80%が歯周病(え、そんなに⁉)
なのだそう。
また
- 香川県のある調査によると、小学4年生男子の15%、女子の14%がHbA1C(ヘモグロビンA1C)値が5.6%以上だった(ほぼメタボリックシンドロームと言える数値)
- 歯周病があると、認知症は1.9倍、心筋梗塞は2.7倍にリスクが上昇する
- 歯を5本以上失うと死亡リスクは1.3倍、10本以上だと1.5倍、20本以上だと1.8倍になる
等、恐ろしいデータがたくさんあります・・・。
逆に、週5回以上、歯間ブラシやフロスで掃除をしている人は、していない人に比べて死亡リスクが25%も減るそうなので、やはり歯のお手入れはしっかりとしたいですね!
面倒に感じることもありますが・・・。
歯科検診の結果
そんなわけで、歯科検診の結果は。
- 虫歯はなし。
- 歯茎の状態は上等。
と歯医者さんに言われました!
歯周ポケットは、奥歯2本が4ミリで、あとはすべて3ミリ。
3ミリまでは正常範囲ということです。
私のかかりつけ歯科医の先生は「歯茎は上等」とおっしゃってたけど、このクロワッサンに登場した歯科の先生によると「3ミリでも炎症は炎症」とのことなので、気を緩めずに口腔ケアを続けます。
虫歯と歯茎はOKだったので、下の歯のステインだけきれいにしてもらって帰ってきました。
上の歯は次回。
最後に
6月から使っている電動歯ブラシ(ドルツ)も調子がいいので、やっぱり買ってよかった。
(朝昼は手磨き、夜はドルツで磨いてます。)
歯間ブラシは一日3回使ってますが、フロスはさぼりがちなので、一日一回は使おうと思います。
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お読みいただき、ありがとうございました!